2011/12/31 ホームページ更新のお知らせ


2011 . 12 . 31 13 : 17  お知らせ
どうも、時計号の作品紹介を書こうと思ったら肝心の時計号が見つからないあやつむの元ネット担当の風切飛鳥です。
今回は年の瀬に引退した人間がなにをやっているんだという感じの更新報告です。
今まで更新が止まっていた作品紹介のページを更新しました。
どれくらい新しくしたか忘れるくらい更新しました。
今回の更新の際、非常に役に立ったページがあるので、ちょっと紹介してみようと思います。
  文字化けしない中国語ホームページの作り方
     http://dokochina.com/chinapage.htm  
ひろう号の作品の中に、タイトルが中国語のものがあってどうしようかと困っていたところ、ググってみたらあっさりとこのページが見つかりました。助かりました。

さて、私がブログやホムペを更新するのはこれで最後……と思っているのですが、上記のとおり時計号が見当たらないため時計号の作品紹介だけ書けていません。どうにも後味が悪い。後輩にあまり仕事を遺したくない。時計号の作品紹介だけでいいから作ってageたい。でもいい加減引き継がないといけないし……。
とりあえず時計号は買いなおします。

それでは今回はこの辺で。
皆様、良いお年を。


……おかしいなあ、夏ごろには作品紹介を書くために引き出しから出したはずだし、家の中にあると思うんだけどなあ……

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書評《1日目》


2011 . 12 . 29 13 : 55  書評
                                 初めに

書評をするにあたって、一つだけ申し上げておきたいこと
主にアダルトゲームやライトノベルについての書評を書き申し奉る所存。

ライトノベルなどと対を成す存在(今は議論の余地なく断言する)として、
漱石や芥川などの小説を挙げるとする。
これらの小説に特徴的なものは、物語の背景が非常に魅力的である点。
背景が登場人物を造る、と言っても過言ではないと思う。

一方で、ライトノベルアダルトゲームなどの、新進気鋭の作品について、
特徴的なものは、物語の登場人物が非常に魅力的である点。
登場人物が背景を作り上げるのである。

前者は背景に専心するべきであると思うし、
後者は徹底してキャラクタを創造するべきであると思う。
しかし、今はこれらを融和させ、弁証法的に昇華させた作品が、不完全な形といえども、多く産み出されている。
(誤解のないよう申し上げるが、ここでいう不完全は、imperfectの意味ではない)


前者を純文学(やや意味は俗っぽくなってしまっているが、無論のものとして扱う)と銘打つのであれば、
後者は俗文学――では、少々芸がない。民俗文学と仮に名付けるとする。
では、これらの特長を併せ持った新文学はいかに呼ぼうか。

そもそも、この新文学について知らぬものも多い。前者は後者を俗であると毛嫌いし、後者は前者を黴が生えているといって見向きもしない。
しかるゆえに、この新文学の名は、知る者ののようよう増えるにつれ、自然な形で現れるものであると信ずる。
願わくは、それまでにこの新文学の潰えぬよう。


ところで、実はこの新文学の気質を持った小説は、今に始まったことではない。
私の知る内では、例えば、太宰治のグッド・バイ。あれはライトノベルに似た感を持っていると考えることもできる。
具体的には、ぜひ読んでそれを感じていただきたい。





《1日目》スズノネセブン

Clochette 様から販売されているアダルトゲームである。発売は三年前とちと古い。
アダルトゲームの肝となる、キャラクタ絵のしっくりと嵌らないところから、少々敬遠する人間もいるが、
中央値78(※1)というところから、多くの人の支持を得られていることが分かる。

まずは背景の簡潔な解説。
舞台はスズノネ学園。魔法というものが認知されている世界の物語。
魔法という新たな科学が発見され、間もない世界。魔法というものの安全性・危険性・そして行使法を伝授するのがスズノネ学園である。
スズノネ学園では、魔法を行使する才能を有する者たちの為の魔法科。才能を持たぬが魔法に携わることを望む者たちの為の工学科の二つが存在する。
作中、何度か魔法というものについて語られるが、けしてキャラクタの個性を潰すものではなく、丁度良い調味料として働いており、無駄がない。


二つ目にストーリー。
スズノネ学園は二学年制であるが、その年に、その学年において、成績不振者・素行不良者・理念不理解者・etcなどの理由から、7人の「おちこぼれ」が集められ、
セブンと呼ばれ、学校の敷地内において共同生活の合宿を強いられることとなる。
七人全員、補講と課題を与えられ、それが期限までに達成させなければ強制退学させられる。
スズノネセブンは、主人公がヒロインたちの課題に手を貸し貸されながら、成長していく姿を描く。


そして最後にキャラクタについて。
主要人物は7人。尺の関係から手短に書いていく。
主人公…城戸幸村。工学科。定められたルールを好まず、それ故に既存の魔法理論を無視して我流で魔法工学を極める姿勢は、学園の理念に背くものとして落第。
    課題は魔法で誰かの心からの願いをかなえること。
    魔法を使えない彼に対してこれ以上なく難しい課題。ヒロインとの協力の中で、魔法を行使し、彼女らの願いを叶える。
    

メインヒロイン1…野々村仁乃。魔法科。天真爛漫、生一本娘。所持する極多量の魔力を扱いきれぬ為に落第する。自己紹介は、仁義の仁に、乃木将軍の乃。
         課題は己の魔力の制御。
         幼い過去から持ち続けていたトラウマと夢が、彼女の課題を解きほぐす鍵となる。

メインヒロイン2…三峰美奈都。工学科。主人公の幼馴染。同じく天真爛漫、生一本。仁乃よりも愚直。魔法というもの対して疑うところを持たないが故に落第する。通称、美しき奈良の都。
         課題は過去3年に起こった魔法犯罪のレポート作成
         一見簡単そうな彼女の課題だが、3年前に命を落としかけた事件が、レポートを作成する上で彼女の大きな障害となる。

メインヒロイン3…代官山すみれ。魔法科。スズノネ学園学園長の孫娘。飄々として掴みどころがなく、扱いづらい。新式の魔法を使うことを嫌い、授業では魔法を使わない。学園理念の不理解と成績不振より落第。
         課題は父親の遺した言葉を解き、それを手に入れること。
         途轍もない才能を秘めるすみれであるが、彼女はとある理由により新式の魔法を嫌い、そもそも魔法の行使すらも毛嫌いしている。課題の解決が、彼女の心を解きほぐす。

メインヒロイン4…鷹取柚子里。魔法科。鷹取グループの愛娘。非常に魔法の腕が高く、正義感が強い。非常に生真面目。魔法の才能は優秀であるが、学園に隠れて密かに行っていたことが学園に知られ、素行不良により落第。
         こいつはやってないんで、誰かやって僕の代わりに書評書いてくださーい。すいまてーん。課題は、主人公に魔法を教えること。
       なんか、正義の味方じみたことやってて、それが学園にばれてお叱りくらったそうです。

あと二人サブキャラクタでいるけど、別にいいよね。ポイスー


総評として、このスズノネセブンは、背景がキャラクタを侵食することもなく、かといって、キャラクタが背景を無視して独断で動き出すということもなく、非常にまとまった作品で、良作であると筆者は考える。



キャラクタ紹介となってしまった感は否めないが、そもそも、かような物語は、先にも述べた通り、背景が物語を造るのではなく、キャラクタが物語を産み出すのだから、
必ずしも間違いではないと信ずる。


民俗文学(仮)のお手本のような作品といっても過言ではない。

※1…批評空間より



文責:土暮次郎






2011・12・28 ★あやつむ大会議★


2011 . 12 . 28 23 : 46  部会報告
もう今年も残りわずかとなりました。
みなさん、大掃除やら年賀状やらはお済みですか?
下宿生は地元帰省の時期でもありますね(*^_^*)


さて、文紡は本日冬の大会議を迎えました。
これまで文紡を引っ張ってくださった三回生が引退、下回生に役職が移るという重要な会議でございます。

というわけで。

本日より新ブログ担当・姫が部会報告をさせていただくこととなりました
よろしくお願いいたします。

今日の会議で広報部として私を含め三名が決まりました。
役職的に、ネット上でお目にかかることも多いかと思いますので、ここでざっと紹介だけしておこうと思います。

・文紡公式HP担当……ビバリー

・部誌販売担当……もなー

・文紡ブログ&Twitter公式アカウント担当……姫

全員、一回生でございます。
3人もいるからにはもうちょっと気合い入れて広報していきたいなあと思っております。
他の役職は、それぞれの人がブログ当番になった時、自己紹介してもあえるはずですのでお楽しみに(*^。^*)

そうそう。
部誌販売につきましては、現在は文紡BOXでの取り扱いのみですが、将来的には通販できるようにしたいと考えています。
まだ調整中の部分が多いので、追ってご報告します(^^♪

他にも、批評のあり方や次号からの新編集体制など色々なことを話し合い、今後の活動方針を共有することができました。

現在制作中の冬号(来年1月11日印刷予定)が完成しましたら、新入生歓迎号&春号制作に移ります。
その時には新体制で初の刊行となりますので、どう変わったか見ていただければと思います。
……と言っても見た目は今までと同じような気もしますが笑


ちなみにテーマは
冬号:『記憶』
新歓号:『植物』
春号:『伝承』

となっています。
お楽しみに!

では、今年最後のブログ更新係・しもさんの更新までしばらくお待ちください。
(なんかどえらい連載するらしいけど本当かな……?)

メリクリ!


2011 . 12 . 25 22 : 14  その他
メリークリスマス!!
ジミーっす(・ω・)ノ


みなさんはどのようなクリスマスを過ごしましたか?
自分はバイトと部屋の掃除、年賀状制作に追われていました(笑)
どれもまったく終わっていませんが・・・

文紡としては、冬号もいよいよ大詰めですね。
みなさん、改稿等頑張っていきましょう。


関係ないけどアッガイ作ってみました。
ほんとはサンタカラーに塗装したかったんですが、お金の都合で断念。
ついでに携帯撮りなのでちゃんと取れてるか分からないですが
早くデジカメが欲しいのです。


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では(・ω・)ノシ


書評―「家守綺譚」


2011 . 12 . 25 18 : 28  書評
 こんにちは。更新を一週間間違えていて申し訳ありませんでした。一年の修造です。
 疲れたときにおすすめしたいのがこの本です。物書きの「私」、綿貫征四郎が、亡き親友高堂の家に、管理する者として住み始めて、様々な人外のものたちと交流する。ざっくりまとめるとこんな話です。こう書くと「ふーん、で?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、まあ、取り敢えず読んでみて下さい。この本の魅力は読んでみれば、分かって頂けると思います。
「私」は様々な異種のものたちとの出会いに戸惑うこともあるものの、彼らを思いやり、受け入れる。「私」は桃源郷のような場所に引き込まれそうになるとき「私の精神を養わない」と拒否するものの、その後でこの場所を否定するつもりはなかったと詫び、ここにまだ来ることが出来ない理由を述べる。「私」は理解出来なくても、理解しようとしたり、受け入れる人物に思われるのです。私は「私」のこの人物像に感動しました。
 この本を閉じた後、「理解出来ないからって、否定せずに、理解しようとしてみよう」そんな気分にさせてくれる本です。
家守綺譚 (新潮文庫)家守綺譚 (新潮文庫)
(2006/09)
梨木 香歩

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