書評 「万能鑑定士Qの事件簿」


2012 . 09 . 18 00 : 53  書評
どうも~。紫煉です。
もう秋なんですね(笑)
まだまだ暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
てなわけで、今回はコチラ!
万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫)万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫)
(2010/04/24)
松岡 圭祐

商品詳細を見る


というわけで、松岡圭祐さんの「万能鑑定士Qの事件簿」早速紹介していきたいと思います。
こちら全12巻のシリーズものとなっております。まずは一通り説明を。

☆ ☆ ☆

主人公は凛田莉子(表紙イラスト)。東京、飯田橋界隈で鑑定業を営む23歳。彼女の鑑定するものは骨董品や絵画にとどまらず、スーツやブロマイド、果ては小麦粉まで様々。しかもそれらの真価・真贋を正確に見抜く観察眼を持つまさに「万能鑑定士」だ。そんな彼女のもとに現れた若き週刊誌記者、小笠原悠斗の持ち込んだ一点の依頼品から、彼女は大きな事件に巻き込まれることになる。そしてここから、凛田と小笠原、二人のもとにちょくちょく事件が舞い込んでくるようになるのであった……。

☆ ☆ ☆

あらすじは大体こんなところです。
ここだけみると普通のミステリー小説のように思われる方がほとんどでしょう。ただ、この作品には他とは違う大きな特徴があります。
それは、シリーズ中一人も死人が出ないということです!
これによって、ミステリー独特の重苦しい雰囲気をあまり感じずに読めるので、苦手な人でも楽しみやすい作品です。
しかも、展開やトリックは本格的ミステリーさながら。思わず表紙買いしちゃった人ものめりこむこと間違いなしです!
さらにこの作品、主人公が鑑定家ということもあって、各所に真贋の見分け方だとか、ちょっと役立つ豆知識がちりばめられています。「へぇ~」という感じで、一種の雑学本のようにも楽しめます。

とまあ、展開とかについて語ってきたわけですが、魅力はまだありますよ!
なんといっても主人公、凛田莉子のキャラクターです。
彼女、今でこそ聡明な思考、卓越した推理力を持っていますが、最終学歴は沖縄県、八重山高校。それも成績オール1。卒業すら危ういレベルでした。
さらに元々天然キャラで情に弱い性格なので、論理的な鑑定家の顔と感情的な天然の顔がコロコロ出てくるというそのギャップが、他の探偵にはない彼女の魅力なのだと思います。
そして、そんな彼女がなぜ観察眼を得ることができたのか、その秘密を知れば、あなたも莉子のようになれる……かも?


長々と失礼しました。最後に少し。
このシリーズ、続編の「万能鑑定士Qの推理劇」とスピンオフの「特等添乗員αの難事件」もあります!
こちらも是非読んでいただきたいです!

そしてさらにもうひとつ。
コチラ、ななんと、映画化決定!!
まだ詳細は未定だそうですが、もう楽しみすぎますよ。


以上、駄文で失礼しました。
スポンサーサイト