【12月書評】ばけもの好む中将 平安不思議めぐり


2013 . 12 . 12 21 : 00  コラボ企画「あいつむぎ」
こんばんは!
くららです。

月日が過ぎるのもあっという間ですね。もう12月。
どんどん寒くなっていきますが、こういうときこそ読書が進みますね。
炬燵に入ってひたすら読んでしまいます。
さて、では私が炬燵に入って読んでいる本をご紹介。

今回はこちら!

「ばけもの好む中将 平安不思議めぐり」 瀬川貴次 (集英社文庫)
ばけもの好む中将 平安不思議めぐり (集英社文庫)


平安時代(雰囲気)好きは必見です。
時代のこととか全然知らなくてもいけます。
特に、夢枕漠さんの『陰陽師』とかが好きな人は、こちらも結構楽しめると思います(私がそうなので)。

私は平安が一番好きな時代でして、こういった類いの本には目がありません。
雅やかで、しかしときに妖しいイメージの平安時代。
物の怪やばけものの跳梁していた時代です。
かの有名な『源氏物語』にも生き霊や物の怪は出現しますし、実際歴史上の人物が物の怪だかばけものだかにとりつかれたという記述が残っていたりします。
まぁ、生き霊とかばけものとか言い出すと、厳密には色々違ったりするのでここでは深く触れないことにしますね(しろめ)

さて、では本書の「ばけもの好む中将」なのですが、文字通りばけものが大好きな中将が登場します。
彼の名前は宣能。
しかし生まれは高級貴族の息子、容姿端麗、光源氏を思わせる貴公子です。
そしてそんな宣能の相方になるのが、中級貴族の宗孝。
このように書くと、ますます晴明と博雅のような感じに見えますが……。
しかし宗孝は博雅のように武の腕も立ちませんし、音楽の素養もないようですがw
しかし彼には12人もの姉がいます。長男ですが末っ子だからでしょうか、少し軟弱でお姉さんたちから喝を入れられてばかりいます。
そんな軟弱・宗孝ですが、ばけもの大好きな宣能に出会ってしまったばかりに、都の中で起きる怪異を追いかけるはめに。
仁寿殿に出没する怪異や祭り前に出現する鬼など、もうわくわくするような出来事がたくさん……。
私は宣能と同じで結構そういう類のものが好きなので……。

あ、だからといって怖いものが嫌いな人でも大丈夫ですので。
安心して読んでください。


さて、私がここで本のご紹介をさせていただくのも、これが最後ですね。
名残惜しいですが……。

では是非お手にとってみてください。
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